なぜこれほどまでに複雑なのか?
この問題を端的に語るのは難しいが、第1に挙げられるのはValueCommerceにおける
「広告スペース」
という概念です。

A8.netなど他のアフィリエイトプログラムにおいては、「広告スペース」という概念はなく、敢えて言うならば「広告主の提示する広告」=「広告スペース」になっています。

では、なぜ、ValueCommerceにおいては、「広告スペース」という概念が用いられているのでしょうか?

それは、ローテーション・バナーを可能にさせることが一つの理由だと思います。この広告スペースには、A社の広告だけでなくB社の広告も追加してローテーションさせることが可能なのです。また、同じA社でもデザインの異なるバナー広告をローテーションさせることができるのです。

しかしながら、ローテーションさせようとするときにバナー広告の大きさが異なったり、バナー広告とテキスト広告のローテーションなどはできないか、やらせたくないかなのだと思います。そのために「広告スペース」を作成させる際に、広告のタイプを選択させます。それ以降、その広告スペースには他の広告タイプは追加できません。他の広告タイプを掲載したいときは別の広告スペースを作成しなければなりません。これが鉄則なのです。

ですから、ValueCommerceでは、まず広告タイプが決められた広告スペース(ここに、決められた広告タイプを入れますよという器・箱のようなものと考えればいいかもしれません。広告そのものではないのです)を先に作成し、その後、その広告スペースに掲載する広告を一つもしくは複数選ばせるのです。

しかしながら、この便利な機能が仇になっているように思えてなりません。広告のローテンションは、プログラムの知識が多少あれば自分で作成可能だからです。プログラムを使ったバナー広告のローテンションについてはこちらを見てください。

いずれにせよ、このように広告タグの作成方法が非常に難解なValueCommerceがアフィリエイトの王様と言われるほどに人気があることを考えれば、いかに優良なオファー(広告主)が多数登録されていて、ホームページ開設者にとって魅力的な「おこづかい稼ぎ」のためのプログラムであるかが分かります。バリューコマースへのパートナーサイトへの登録はこちらです。

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