先ほどから繰り返し出てきている「不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する (MS01-020)」というセキュリティホールに対するパッチはかなり前からMicrosoftにより発表されています。
そして、Internet Explorerのセキュリティホール関連の報道はかなり頻繁に行われており、セキュリティホールもこれ以外にもたくさんあります。そのために、自分がパッチを既に当てているのか当てていないのかはっきり覚えていないという人もいることでしょう。そのような方には、簡単に1分で分かる判別方法を説明します。
Internet Explorerのバージョン情報※7を参照します。方法は、下記のようにInternet Explorerのツールバーから【ヘルプ】→【バージョン情報】と選択します。
そうすると、下記のような画面が表示されます。写真はバージョン5.5の場合です。
バージョン5.01及びバージョン5.5の場合は更新バージョンがSP2であれば、パッチは既に当てているということになります。SP1やSPの表示が全くないものは、まだ当てていないということです。IE6の場合は標準構成以上でインストールしたのであれば問題ありません。また、IE4以下を使っている人への影響(脆弱性)は、IE4は既にMicrosoftのサポートが切れているため、テストされていません。アップグレードしておくことにこしたことはないでしょう。
次のページでは、差出人を詐称するワーム・KLEZによってあなたが犯人扱いされた場合の対処方法を説明します。
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