1.ワームKLEZの諸活動

2.こんな人が感染する!!

3.もしもKLEZに感染してしまったなら・・・
--駆除方法--

4.早急に、IEのセキュリティーホールにパッチを!!

5.私は大丈夫?
パッチを当てているかのチェック方法

6.怒りの苦情メールを受け取ったら?

7.プロバイダのウイルスチェックサービスで安全?!

8.関連リンク集

9.メール


 
KLEZに感染してしまったら・・
――駆除ツールをダウンロード――


感染マシンの修復方法及び駆除ツール※5については、ウイルス対策ソフト・ウイルスバスター発行元のトレンドマイクロ社が

▼ 「WORM_KLEZ対策WEB」
http://www.trendmicro.co.jp/klez/tool.asp

で、「ウイルスバスター2001を導入している場合」「ウイルスバスター2002を導入している場合」「ウイルスバスターを導入していなかった場合」の3通りに分けて詳細に解説しているので、まずここをチェックすべきです。

なお、ウイルス対策ソフトを導入していて感染するケースがあることに対して不思議に思われる方もおられる方もおられるかもしれないが、これは前章の「こんな人が感染する」の項目で説明したように、ウイルス定義ファイル(パターンファイル)を更新していなかったり、リアルタイム検索を実行していなかったなどの理由で感染するケースがあるからだ。決して同ソフトがバグっているからではない。

また、ウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus」を発行しているシマンテック社では、

▼ 「KLEZ駆除ツール」
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.klez.r
emoval.tool.html

を提供している。

これらの駆除ツールで駆除を終えたらからといって安心してはならない。これでは根本的な解決に全くならない。ウイルス対策ソフトを導入していない人は下記サイトで導入を検討してもらいたい。

ウイルスバスター2004
Amazon.co.jpなら同製品が30%引きで購入できます。国内配送料は無料。

ウイルスセキュリティ2004
税込み2,079円!! 感染してしまって一刻を争う方は是非。

Norton Internet Security 2004
ウィルス対策のみならず、ハッカー対策やプライバシー保護に不可欠なインターネットセキュリティを提供。Amazon.co.jpなら25%引きで購入できます。国内配送料は無料。ウイルス対策機能だけを備えたNorton AntiVirusなら、30%offの4,980円と値ごろな価格になっています。

ウイルス対策ソフトを導入していたのに感染してしまった人は、「ウイルス定義ファイル(パターンファイル)を常に最新にする」「リアルタイム検索を有効にする」ことを忘れないようにしましょう。そして、次章で説明します「Internet Explorerのセキュリティーホールにパッチ」を当てることを必ず行いましょう。

 

【用語解説】 駆除ツール
特に感染被害の大きいウイルス・ワームの場合、ウイルス対策ソフト販売会社(トレンドマイクロ社など)から無償で、ウイルス感染の被害を修復するためのプログラム(駆除ツール)が提供されることが多い。

ただし、駆除ツールは特定のウイルスに対する薬のようなものなので、今後現れる未知のウイルスには全く無力だ。そのため、結局はウイルス対策ソフトを導入する必要が出てくることになる。

また、KLEZは、ウイルス対策ソフトの販売会社からのメールを装って、あたかも駆除ツールを添付して送ってきているかのようにしてメールを送ってくる場合がある。件名には「W32.KLEZ removal tools」などとそれらしきタイトルになっていたりします(サンプル画像)。

会社名が件名に入っている場合もあるようです。必ず駆除ツールは、信頼のおけるウイルス対策ソフトの販売会社のサイトからダウンロードするようにしないと、駆除ツールを入れたつもりがウイルス感染したという笑えない話になってしまいます。



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